AKB48のイベント会場を恐怖で震撼させた、無差別傷害事件は、幸いにも一人の勇敢な青年の行動により、犯人が目的とした最悪の事態を免れることができました。
この事件では、アイドルグループAKB48のメンバー2名と警備スタッフ1名が被害者ということでした。
この事件で不幸中の幸いだったのは、イベントに参加していたゲストへの被害が出なかったことです。もし、ゲスト側への被害が出ていたとすれば、警備方法の見直し程度では済まない事態に発展した可能性もあり、今後のイベント運営やビジネスモデルの大幅転換も余儀なくさたことでしょう。
しかし、この様なアイドルイベントだけでなく、多くの人が集まるイベントは、日本各地で行われていますし、オープンスペースでのイベントも夏に向かって多く開催されます。
今後は、各種イベントを開催する運営サイドは、今回の事件を始め、21世紀に入ってから起こったイベント会場での事故や事件から、もう少し再発防止に取り組んで具体的な対策に努める必要が有ります。
ホスト側の管理運営責任をしっかり自覚して、参加者の安全確保やイベント参加店の安全管理など、悲しい事故や事件が起きないよう、楽しいイベント作りに取り組んでいただきたいものです。
イベントは、先の事件のような商業的なものだけでなく、夏場に地域で行われる夏祭りや秋の運動会などが行われます。子どもやお年寄りも参加するローカルイベントにおいても、運営者は、より確かな安全の確保を再優先に考えることが大切です。
又、万一の事故発生時には、イベント用の保険を付保することで、被害者への補償を一定確保することが可能です。
施設全体や会場内で起こった事故や災害で被害を受けた人への損害賠償保険、来場者や運営側スタッフまでも包括的にカバーすることが可能な、傷害保険なども有るのです。
保険そのものは、多くの人をカバーするために、大きな金額がかかるイメージも有るようですが、保険期間は、数日で開場時間のみの危険担保になるので、それほど保険料は大きくなることは有りません。
また、商店街などでスポット的に行う小さなイベント等にも対応するので、詳しくは、取引の有るプロの専業保険代理店、または、保険会社にお尋ね下さい。
保険会社では、事業用の賠償責任を踏まえたリスクマネージメントを積極的に行なっています。通販の自動車保険会社とは、ひと味ちがうプロのリスクコンサルタントに相談してみて下さい。
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