青森の観光資源や名産品で商売・ビジネスを考える
青森県には、いろいろな観光スポットがあります。観光資源が、青森県の重要な財源となっていることもあります。
まず最近注目されている観光スポットとして、白神山地が挙げられます。白神山地は青森県の南西部を構成する産地で、1993年にユネスコの世界遺産に認定されています。これは屋久島と並んで、日本で初めて世界遺産に登録されたということで、注目を集めました。
白神山地は、現生のブナの天然林が世界最大級規模で生息しています。しかもほとんど人による手が加えられておらず、自然そのままの状態で残されている所が、世界遺産に登録された理由とされています。
また歴史的に重要な史跡も、青森県の中にはあります。その中でも代表的なものとして、三内丸山遺跡があります。
三内丸山遺跡は、縄文時代の前期から中期にかけての、大規模な集落の跡地を指します。2000年には、国の特別史跡に認定されています。遺跡のほかにも当時の住居群や倉庫群、掘立柱建物が再現されています。
その他にも資料館などがあり、歴史好きな観光客が数多く訪れる観光スポットとして知られています。
また、青森県にはいろいろな名産品・特産品もあります。その中でも伝統工芸品として、津軽焼きがあります。
津軽焼きは、弘前市を中心として作られている陶器のことを指します。1700年前後に、陶磁器の自給自足ができないかということで、江戸の陶芸家を招き作らせたことがルーツと言われています。陶磁器というと、食器などをイメージする人も多いのではないでしょうか？
しかし現在名産品として販売されている津軽焼きは、鳩笛をはじめとしておもちゃの陶器が中心となっています。
リンゴ木灰を利用した、ナマコのような模様をしているうわぐすりを使って製作されている所が大きな特徴です。
青森というと、リンゴをイメージする人も多いでしょう。しかし青森は、ほかにもいろいろな果物を生産している所として知られています。
例えば、ブルーベリーやカシス、ナシ、サクランボの産地として有名です。
またメロンを生産されている所としても知られています。青森県には海もあれば湖もあるということで、魚介類も豊富にとれる所として知られています。
その中でも、十和田湖にあるヒメマスは名産品として高い人気があります。十和田湖のヒメマスは、身が柔らかいですし、非常においしいと評判です。冷燻や押しずしとして販売されていて、お土産として購入する人も多いです。