石川の観光資源や名産品で商売・ビジネスを考える
石川県を訪れるのであれば、金沢市にある兼六園を訪れてみるべきでしょう。兼六園は、金沢市のちょうど中心の辺りに位置しています。
日本三名園の中の一つに数えられているので、石川を観光する際には欠かしてはならないスポットと言えます。庭園の中でも、回遊式の庭園で、四季によってさまざまな表情に変化する所が魅力です。
春は桜を見られますし、夏場になれば新緑の芽ぶきなどが堪能できます。秋口になれば紅葉で赤く染まります。また冬場になれば、雪つりを堪能できます。このようにいつ訪れても、それぞれの見どころがあるわけです。
できればその中でも、2月上旬に訪れてみるのがいいでしょう。期間限定で、雪つりのライトアップが行われます。非常に幻想的な風景が広がりますので、一見の価値ありです。
輪島市の方には、白米の千枚田と呼ばれる観光資源があります。海岸に向かって、小さな田んぼが続いています。棚田になっていて、それが幾何学のような模様をしているのが特徴です。
実に1000枚を超える棚田が広がっていますので、かなり圧巻の景色が広がっています。近くには道の駅があって、白米の千枚田で収穫された農作物などが販売されています。
また白米の千枚田では、稲刈りや田植えのボランティアを募集していることもあります。農業に興味を持っている人は、体験してみるのもいいのではないでしょうか？
石川県は、独特の食文化が発達してきています。そこで、石川県の名産品・特産品を見てみると、一風変わったものが少なくありません。
その中でも、かぶら寿司は少しユニークな名産品・特産品と言えるはずです。かぶの塩漬けをしたものに、ぶりの薄切の塩漬けを挟み込みます。そして野菜や昆布と一緒に漬け込んだものを指します。
寒ブリを保存するために編み出された郷土料理と言われています。発酵食品となるので、風味はかなり癖があります。しかしはまる人ははまります。お酒のおつまみとして最適で、石川県に訪れた際には必ず購入するという人も少なくありません。
ここまで風味にクセのあるものは苦手、という人には、柿の葉寿司があります。こちらは、柿の葉の上に、サバやサケ、ブリなどの魚の具を乗せて、その上にすし飯を乗っけます。
さらに、桜エビや海藻をトッピングしたお寿司になります。柿の葉には、殺菌作用があると言われていますので、保存食として食べられています。保存食といっても、1～3日程度しか持ちませんので早めに食べましょう。