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宮城の観光資源や名産品で商売・ビジネスを考える
宮城には、いろいろな観光資源があります。その中でも欠かしてはならない観光スポットとして、松島があるでしょう。
松島は宮城県にある松島湾にある諸島を指します。大小合わせると260あまりあって、日本三景の中の一つに数えられています。
東松島の島から見る景色のことを、壮観と言います。松島町の富山から見る景色は、麗観と言います。松島町と利府町の境界部から見る景色は幽観と呼ばれています。そして七ヶ浜町の多聞山から見る景色は偉観と呼ばれていて、これをトータルで松嶋四大観と呼びます。
蔵王連峰も宮城県の観光資源として、重要な役割を担っている地区と言えます。奥羽山脈の一部を構成していて、火山であることから温泉が湧き出る地区として知られています。その他には、スキー場なども多くオープンしていて、冬場の重要な観光資源としての役割を担っています。
また夏場は、比較的気温も低めで推移します。このため、山形や福島のフェーン現象で猛暑になる傾向のある地域で暮らしている人が、避暑のために訪れる傾向もあります。
秋になると、蔵王温泉や三階の滝などでは紅葉が美しくなり、多くの観光客が訪れます。
宮城県の特産品もいろいろとあります。その中でも、宮城県を訪れた時にお土産として購入する人が多いアイテムとして、笹かまぼこがあります。
笹かまぼこは、ほかの地域でも製造されています。しかし地元で漁獲された魚介類を使っているので、非常に鮮度が高く有名です。笹かまぼこを製造している工場は、宮城県内でもたくさんあります。その中には、阿部かまぼこ店のような有名なメーカーなどもあります。
宮城県の名産品・特産品として近頃注目を集めるようになってきているのは、仙台牛です。松坂牛や神戸牛のようなブランドを聞いたことがある人はいるでしょうが、仙台牛はこれらと比較するとマイナーな存在かもしれません。
しかし仙台牛の味は、神戸牛などにも決して引けを取らないとして、高く評価されています。しかも仙台牛の魅力は、その希少価値にあるとされています。仙台牛を生産している所は、800戸程度と言われています。
日 本食肉格付協会という所では、肉の格付けを実施しています。その中でも、肉質等級5という最高ランクを獲得している牛肉でもあります。この条件を満たして いるのは、深谷牛と信州牛しかありません。これだけでもいかに高品質の牛肉を提供しているかということが、お分かりになるはずです。