福岡中央銀行は、福岡県福岡市に本店を置く第二地方銀行です。
「地域社会への貢献」を経営方針としており、中小企業等向け事業資金融資に強みを持ちます。
中小企業等向け貸出金残高は3368億円（2017年9月30日現在）、貸出金残高全体に占める割合は92.09％です。
5つの有利な融資ををラインアップ
福岡中央銀行の事業資金融資とビジネスローンには5つのプランが用意されています。
このうち、担保等が「不要」な3つのローンをご紹介します。
「福中銀事業応援ローン」は、担保不要、保証人不要（ただし、法人は代表者の保証）、青色・白色申告者OKの有利な融資プランです。
融資額は100万円～1000万円、融資期間は3年または5年です。
「TKC提携福中銀事業応援プラン」は、TKC福岡支部および北九州支部の会員関与先で、TKCシステムを利用する事業者が融資の対象です。
融資額は100万円～1000万円、融資期間は3年または5年で、上記応援ローンと同じです。もちろん、担保等は不要です。
「スモールビジネスローン」は、個人事業主の運転資金・設備資金に対するニーズにクィツクレスポンスで応える融資プランです。
融資額は青色申告者の場合、50万円～300万円、白色申告者の場合、50万円～200万円、融資期間は6カ月～5年です。もちろん、担保等は不要です。
そのほか、トラック・バスなど特殊自動車を担保等とする「福中銀トラック担保ローン」や、工作機械・印刷機械など動産を担保等とする「福中銀動産担保ローン」があります。
資金＋αで顧客の創造を支援
もちろん、事業者の様々な資金ニーズに応えるだけではなく、経営環境の変化に応じた調達手段や返済計画など適切なアドバイスも提供します。
同時に、経営や事業承継の支援、ビジネス情報の発信、業務の効率化など事業者向けサービスに幅広く対応しています。
経営者は孤独です。時には支えが必要です。経営支援には、タナベ経営とタイアップした「ふくちゅうぎん経営塾21WEB倶楽部」、TKCとタイアップした「TKC経営改善計画策定支援サービス」などで強力にバックアップします。
時間は有限です。業務の効率化には、オフィスにいながら銀行取引ができる「福中銀ビジネスネットバンキング」で時間的なニーズに応えます。
インターネットに接続できるパソコンさえあれば、専用機器や専用ソフトは不要ですし、必要なサービスを選択できるので、コスト的なニーズにも応えます。
経営学の父と称されるピーター・ドラッカーは、「事業の目的は顧客の創造だ」と断言しています。
もちろん、利益を得なければ、事業を継続できません。その利益の源泉は「顧客」です。福岡中央銀行は事業者向けローンを通じ、顧客を創造するお手伝いをしています。
[記事執筆時の情報（銀行②）]
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