「佐賀共栄銀行（きょうぎん）」は、佐賀県佐賀市に本店を置く第二地方銀行です。
「共栄」という行名通り、帝国データバンクの調査（2014年11月時点）によると、県内企業1万1998社中、894（7.5％）社が「きょうぎん」をメーンバンクに選んでいます。
即戦力のビジネスローン
新しい「起業」だからこそ、融資や借入れなどの事業資金が必要です。
佐賀共栄銀行のビジネスローンは起業1年以上であれば、申請も融資もできます。
しかも、当座貸越（カードローン）は、ATMから簡単に出金できるので、その都度発生する様々な資金の借入に便利です。
その名は、「きょうぎんビジネスローン即戦力（カードローン）」です。
このプランの特徴は、審査がスピーデイーであること、申込手続きがシンプルなことです。
ただし、利用できるのは銀行の営業区内に事務所もしくは住所がある法人もしくは個人事業主です。
融資額は10万円～500万円で、資金ニーズに応じて借入額を自由に設定できます。
現在の事業が安定しており、さらに新たな事業展開を考えている事業主に打ってつけです。
気になる融資利率は年7.0％～14.6％（保証料を含む）です。
また、農業経営の資金調達に特化した「きょうぎんアグリサポートプラン」があります。
業歴3年以上の認定農業者などを条件に、融資額100万円～5000万円を融資期間1年以上7年以内の範囲で融資します。
その他、事業資金融資プランには、佐賀県信用保証協会と連携した「がんばる企業5000」（融資額5000万円まで）、同「がんばる企業500」（同500万円まで）というプランを用意していましたが、2017年3月31日に取扱いを終了しました。
会員組織で問題解決を支援
法人・事業主に対して、事務負担の軽減から経営情報の提供まで幅広い業務・サービスを展開しています。その一つが「佐賀共栄銀行ビジネスクラブ」（入会金：5000円、年会費：無料）です。
同クラブは取引先が組織する会員組織です。会員の問題解決に通じるセミナーや講演会の開催、またビジネスマッチング支援をはじめ、異業種交流などが行われています。
佐賀共栄銀行の経営信条は、「葉隠（はがくれ）」に集約されています。
「葉隠」とは江戸時代中期の武士道書で、佐賀藩士山本常朝の口述を筆録したものです。「
武士道は死ぬ事と見付けたり」という文言は特に知られていますが、その真意は「真に最良の行動がとれる心境は自己を捨てたところにある」とし、その心境から得た判断が自分を含めた全体に最良の結果を生むということです。
佐賀共栄銀行の事業者向けサービスには、自己を捨て、最良の結果を生む「葉隠」の精神が宿っています。
[記事執筆時の情報（銀行②）]
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