個人事業主・自営業のビジネスローン借入

個人事業主向けカードローンの返済

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アドオン式返済

どんなローンでも、融資を受けた以上、必ず返済をするのが義務になっています。世間一般のイメージでは、「ローンの返済は大変なもの」とされていますが、実際は、誰もが不可能なほど、大変なものではなく、正しい知識で正しい返済さえ心がけていれば、必ず返済はできるのです。個人事業主向けカードローンでも、全く同じことが言えます。では、返済を確実に行っていくためには、一体どうすれば良いのでしょうか。返済の計画をしっかり立てることは、言うまでもありません。ただし、それだけでは十分とは言えません。返済を正しく行うためには、返済方式の種類や返済に関する知識も必要です。ここでは、返済方法の1つである、アドオン式返済について見てみましょう。
アドオン式返済というのは、いわゆる分割払いの一種であると言えます。これは、借入れしている元金の総額に対し、利息を加える形で利息が計算されます。つまり、「加える」という意味の「アド」と、「上に乗せる」という意味の「オン」が一緒になったのがアドオンなのです。一見利息が増えてしまうのではないかと心配になりますが、実は利息が増えることはないのです。ただし、この方法だと、どうしても返済回数が増えることになります。利息をできるだけ減らしたいという方にはおすすめですが、返済回数が多くなるのが嫌だという方にはおすすめできません。また、アドオン式返済を利用する際の手数料は、一般的には高いと言われています。

元金均等式返済

これまでカードローンなどを利用してきた方の中には、元金均等式返済という言葉を聞いたことがある方も、いらっしゃるかもしれません。こういった方なら、元金均等式返済がどういう感じの返済方法なのか、イメージがつくことでしょう、逆に、これまでローンの返済をしたことがない人や、個人事業主向けカードローンの利用が初めてのローンの利用という方にとっては、難しく感じるかもしれません。しかし、言葉は難しいように見えても、実際問題、理解するためだけに苦戦するということは、ほとんどありません。では、元金均等式返済について、詳しく見てみましょう。
この元金均等式返済というのは、一定額の元金に対して、支払いが残っている分に応じて利息が計算される方法のことを言います。この元金均等式返済では、利息の金額については変化しますが、元金については、常に一定なので、元金がいくらといちいち計算する必要はありません。この返済方法は、返済を開始した当初は、支払いの負担は大きめに設定されています。返済開始当初は、支払うべき元金が沢山残っているので、それだけ利息がかかり、支払う金額が多くなるのです。しかし、返済を続けていけば、元金が減ってきますから、支払いに対する負担は軽減されていきます。人間は常に、楽をしたいと思う生き物ですが、この支払い方法を活用すれば、初めから楽をすることは絶対にできません。しかし、初めの方で大変な思いをした分、後が楽になるため、とにかく後を楽にしたい方にはおすすめです。

元利均等式返済

個人事業主向けカードローンの支払い方式に関してですが、元金均等式返済と並んで、非常に間違えやすいのが、元利金等式返済です。この2つの言葉をよく見てみると、非常に似ているので、初めて個人事業主向けカードローンを利用する方にとっては、非常に紛らわしいのです。しかも、この2つの支払い方法は、全く別のものなので、その違いを明らかにしておかないといけません。では、元利均等式返済について見てみましょう。
元利均等式返済の元利とは、元金と利息のことを言います。毎月の返済は、どんなローンでも、元金と利息を合わせた金額を支払っていきますが、この合計金額が常に一定なのが、元利均等式返済なのです。この元利均等式返済を良く見てみると、支払う側からすれば、大きなメリットがあるのが分かります。それは、支払いの際に金額で混乱しないということです。というのは、返済するべき金額は、毎回同じ金額です。そうなると、「今月はいくら」「来月はいくら」といちいち確認する必要はありません。返済が面倒になる要因が、金額が変化することにあるのなら、この元利均等式返済は、素晴らしい返済方法だと言えます。しかし、元利均等式返済には、デメリットもあります。それは、元金の部分の返済のペースが速くないことです。どちらかと言うと、ゆっくり返済をしていくことになるため、完済するのが遅いのです。しかも、元金の部分の返済は少しずつであるため、返済の総額は大きくなるのです。その点は、注意が必要です。

残高スライド式返済

クレジットカードや消費者金融を利用したことのある方なら、残高スライド式返済という返済方法を聞いたことがあるでしょう。この残高スライド式返済ですが、個人事業主向けカードローンでも存在するのです。実際に個人事業主向けカードローンの返済をする際、この返済方法を利用する方も決して少なくはありません。では、残高スライド式返済について、詳しく見てみましょう。
この返済方法は、いわゆるリボルビング払いの一種なのです。リボルビング払いの一種である以上、返済を分割して行っていきますが、残高がスライドする、つまり、借り入れの残高がいくらあるかによって、毎回の返済額が変わってくるのです。これが残高スライド式返済なのです。この返済方法は、ほとんどの人にとって、面倒に感じている点があります。それは、毎回の返済金額が違ってくるため、金額を把握するのに面倒に感じてしまいます。また、返済期間が長くなると、それだけ手数料もかかり、負担が大きくなってしまいます。その点は残高スライド式返済のデメリットになるのですが、メリットもあります。それは、通常のいわゆるリボルビング払いよりも、早く返済ができるという点です。リボルビング払いも残高スライド式返済も、一括返済ではないため、どうしても利息がかかってきます。そのため、ダラダラと返済しているのは、あまり意味がないのです。残高スライド式返済なら、資金に余裕のある時に、多めに返済してしまえば、それだけ返済にかかる負担が少なくなります。

リボルビング式返済

個人事業主向けカードローンの返済の中で、比較的メジャーな支払い方法が、リボルビング式返済です。この支払い方法は、クレジットカードや消費者金融などでも、よく見かけます。実は、クレジットカードや消費者金融だけでなく、個人事業主向けカードローンでも、多くの利用者がこの支払い方法で支払いをしているのです。では、リボルビング式返済について、詳細について見てみましょう。
この支払い方法は、いわゆるリボ払いと呼ばれている方法です。リボ払いとは、月々の支払い金額を予め自分もしくは金融会社が決めておきます。そして、いくら利用したのかによって、返済回数が決まります。例えばですが、10万円を利用し、1回あたり5000円の支払いをしていくとしたら、約20回の支払いとなります。実際はこれに利息が入りますから、実際の支払いの金額は、もう少し多いと見てよいでしょう。この例からも分かるように、合計利用金額を1回あたりの返済金額で割って、返済回数が決定するのがこの方法だと押さえておけば問題ありません。では、リボルビング式返済のメリットやデメリットについて見てみましょう。メリットは、何と言っても、1回あたりの支払い金額が決まっているので、返済の際に頭が混乱しないことです。月によって支払う金額が変わってくると、それだけで混乱してしまいますが、これならまず混乱しません。また、返済回数も予め決まっているので、完済できる目処も立てることができます。そのため、「いつになったら返済が終わるんだ」と心配する必要がありません。しかし、返済回数が多いと、利息が増えるため、それだけ負担が増えます。

利率と遅延損害金の注意点

個人事業主向けカードローンを利用し、返済をする場合、どのような返済方法で返済をしたとしても、利息がかかってきます。そして、この利息がいくらになるかを決めているのが、利率なのです。返済の際の負担を少しでも小さくしたいなら、当然のように利息のことを考えていかないといけません。ということは、利率のことを考えることが、返済で少しでも負担を減らす方法になると気づきます。しかし、それはあくまでも一般的なカードローンやクレジットカード、消費者金融の場合のみです。というのは、個人事業主向けカードローンの場合は、利息のみならず、手数料や印税なども含めて、色々な点で負担が生じてくるからです。では、利率の考え方について見てみましょう。
個人事業主向けカードローンは、利率自体は、かなり低く設定されています。少しでも多くの個人事業主や中小企業の方々に、利用して欲しいからです。年率で言えば2.5パーセントなどで設定していることも決して少なくありません。しかし、年率2.5パーセントとは言っても、保証料などで1.5パーセント近くかかってくるので、実質の年率は4パーセントぐらいだと認識しておいた方が良いのです。また、遅延損害金のことも、しっかり考えておく必要があります。遅延損害金は、法定金利の約1.4倍以内とされています。もし万が一遅延した場合は、そのことも頭に入れておきましょう。ここまで深く知識を身に着けておくからこそ、正しい知識を身に着けることができるのです。

担保の有無

個人事業主向けカードローンにあって、一般的なカードローンやクレジットカード、消費者金融などにないのが、担保の有無を確認することです。先述した金融商品には、基本的に担保はありません。あえて言えば、利用者本人の返済意志、返済能力などが、担保となるのです。世間一般では、このようなことを無担保と言っていますが、本人の返済能力を信用した上での有志である以上、何も担保がないわけではないのです。では、個人事業主向けカードローンの場合は、どういったものが担保になるのでしょうか。
個人事業主向けカードローンにおいては、不動産や債券などが担保になることが多いです。このようなものを担保にするかどうかは、金融会社によって変わってきますが、レジャーなどが目的で融資しているわけではなく、ビジネスが最大の目的ですから、万が一ビジネスが上手くいかなくて返済ができなくなった場合の時のために、金銭の代わりになりそうなものを、予め用意しておくのです。最近では、起業してもすぐに事業をたたんでしまうことも、決して少なくはありません。昨日までビジネスが上手くいっていたと思っていたら、今日になって資金がショートしたなんてことも、決して珍しくはありません。こういう状況を想定しておけば、金融会社にとっては、何とかリスクを回避することができます。いわゆる無担保ではなく、換金性のあるものを担保にすることによって、他にもメリットが生じます。それは、低金利で大きな融資を受けられる可能性が高くなることです。

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