名古屋市にある第二地方銀行の中京銀行はもともと三菱UFJ銀行が筆頭株主なこともあって、人的結合が強いのが特徴です。
高度成長期に現在の名古屋市に本店を移して、名古屋や尾張地方の営業地盤が強くなっています。
また、それ以前は三重県を地盤としていたこともあって、10店舗以上三重県内に展開しているのも特徴です。
様々な形で事業資金融資を行っている
中京銀行では、地元の経営者を対象にしていくつかビジネスローンを用意しています。その中でも幅広い経営者に愛用されているのが、はやわざ－αです。
こちらは事業者向けのフリーローンのことで、事業性・消費性いずれの用途にも活用することが可能です。
300万円までの融資に対応していて、金利は5.9％・8.4％・12.9％のいずれかが適用される固定金利型と、非常にシンプルでわかりやすい商品内容になっています。
融資期間も最長7年間ですから、無理のない返済計画が立てられるでしょう。
現在政府を挙げて「女性活躍社会」を目指していて、中には事業経営している女性の方もいるでしょう。
このような女性を応援するため、中京銀行では中京女性経営者応援資金を用意しています。地域の女性経営者が資金調達しやすい環境を整備しています。
女性が代表権を持つ法人もしくは女性の個人事業主でも応募できます。最高2億8000万円までの融資に対応していますから、大幅な設備投資をする際にも活用可能です。
オリジナルのローン商品ですが、愛知県の「経済環境適応資金パワーアップ資金」として承認を受けています。
近年エコという言葉は広く一般でも認知されていますが、環境ビジネスに取り組んでいる事業者のために「中京・エコ・ビジネスローン」も提供しています。
エコカーの購入や環境に関する認証取得、地球温暖化対策のための資金融資のためのローンです。最高8000万円までの融資に対応していて、最長10年間の返済期間の設定もできます。
環境対策に力を入れている事業者にはお勧めのローンです。
多種多様な経営サポートを実施
中京銀行では、資金面以外の経営サポートも充実していると評判です。
事業承継やM&Aのサポートのほかにも、産学連携の推進をサポートしています。大学をはじめとした教育・研究機関と連携することで新しい技術の研究開発や新規事業の立ち上げなど、ビジネスチャンスの拡大のお手伝いをしてくれます。
また知財マッチングというサポートもあります。大企業の中には自社で活用していない特許があるでしょう。この特許を使って、新製品開発や既存事業に付加価値をつけるなどしていきます。
経営方針を決めるにあたって、事業計画書は設計図として必要です。事業計画書を作成したいけれどもどうすればいいか分からない経営者のために、外部の専門家・機関を紹介して課題解決のアシストをしてくれるサービスです。
[記事執筆時の情報（銀行②）]
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