名古屋市に本店のある第二地方銀行の愛知銀行はもともと、三菱銀行の親密地銀として歩んできました。
名古屋駅前には自社ビルを建設して、その中で名古屋駅前支店が営業しています。
競争の激化しつつある名古屋地区の足場固めに力を入れている金融機関です。
必要資金をいつでも融資・当座貸越 L.L
愛知銀行では事業資金融資を希望する事業者のために、ビジネスローンをいくつか提供しています。
L.Lと呼ばれるローンは、必要資金がいつでも確保できるのが魅力です。資金が必要な度に申込書や契約書を用意しなくても済みます。審査もスピーディですから、資金計画にゆとりが持てるでしょう。
L.Lの良いところは、契約限度額の範囲であればいつでも必要な資金を借り入れできるところです。
借り入れの手続きも簡単で、従来の銀行融資のように申込書や契約書を作成する必要もなくなります。
ですから手続きの煩雑さから解放されるわけです。
また通常貸借契約を交わす場合には、印紙を貼り付ける必要があって、そのたびに費用を捻出する必要があります。
しかしL.Lの場合この印紙代も節約できます。ちなみに約定返済のほかにも随時返済ができます。資金的に余裕のある時にどんどん返済していけば、その後の利息の支払いも軽減されるでしょう。
長期融資の 新長期栄ローン
新長期栄ローンは1億円までの融資に対応しています。しかも返済期間は最長25年まで設定することも可能です。
また条件によっては最長融資期間を2年間据え置くこともできますから、無理のない返済計画が立てられるでしょう。
セイフティというローンもあるのですが、こちらはカードローンタイプになります。
2000万円までの借入限度額が個別に設定され、その枠内であれば自由に借入・返済ができるお手軽に必要な資金を確保できるローンです。
用途に合わせたローンが豊富
このほかにも使途に合わせて提携ローンが利用できる場合もありますし、代理貸付といって中小公庫・環衛公庫などに代わった融資を実施することもあります。
さらに条件を満たしていれば、県や市からの融資を受けられるケースもありますし、商工業振興資金からの借り入れが可能な場合もあるかもしれません。
このような公的機関との橋渡しも愛知銀行で行っています。
もし資金の融資をお願いしたいけれども、うえで紹介したローンの中でどれを利用すればいいか分からないというのであれば、愛知銀行の窓口で相談してみるといいでしょう。
皆さんのビジネスをサポートしてくれる銀行
こちらの金融機関では融資以外にもビジネスサポートを多角的に実施しています。
例えば「ビジネスアイ」と呼ばれるサービスがあります。ビジネスアイとは、リアルサービスとインターネットを融合した統合サービスのことで、気軽に経営支援が受けられます。
助成金補助金診断ナビという助成金や補助金の最新情報を紹介するサービスもあります。
銀行融資ではなく、経営者によってはこれらの公的制度を活用すれば資金調達できるケースもあるかもしれません。そのような情報も逐一紹介してくれます。
また愛知銀行では、経営面に関するセミナーも随時開催しています。その時々のタイムリーなテーマのセミナーが開催されていますから、興味のあるものが見つかれば参加してみませんか?
大学の客員教授や雑誌の編集長など、著名な方が講師としてしばしば招かれています。
[記事執筆時の情報(銀行②)]
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